多治見の郷から 名古屋の街から ～陶芸教室とよとみ陶芸ブログ～

トチ渋

暑い日が続いてますが、秋は深まってきてますね。
先日、主人がトチの実を拾ってきました。
これで（トチ渋）を作るというのです。

（トチ渋）というのは、織部釉の酸化皮膜（ちょっと曇った感じ）を取るのに使います。
去年の記事で、塩酸で酸化皮膜を取った事をかいたと思いますが、天然素材だとどうなるのでしょうか。
楽しみです。

なにができるかな

日中暑い日が続きますね…。
9月になりましたが、この写真、過ぎ行く夏を惜しむわけではありません。


これは先ほどのとうもろこしの皮を乾燥させたものなのですよ。
これで、あるものを作ります。


茶道をたしなむ人ならご存知だと思いますが、“振り出し”という金平糖を入れる器の蓋を作るために、とうもろこしの皮を乾燥させていたのです。
主人が、茶道を習っている生徒さんに教えてました。
材料は、コルクと乾燥したとうもろこしの皮と糸です。


出来上がり。